糖尿病について


<糖尿病とは>

糖尿病とは、血糖値が高くなった状態を意味します。

詳しくは、身体の中にインスリンという血糖を下げるホルモンがあるのですが、食生活の乱れや運動不足による肥満、生活習慣病などを起こすと、このインスリンホルモンが不足したり、働きが悪くなったりします。そのため、血糖値が正常値まで下がらなくなり、糖尿病になるのです。

 

<糖尿病かどうかすぐにわかるのかしら・・・?>

糖尿病になっているか調べるときは、必ず、血糖値とHbA1c(ヘモグロビンエーワンシーと読みます)値を

測ります。血糖値ももちろん大事ですが、HbA1c値を測ることで、過去1から2か月の血糖が高かったのかどうかがわかるのです。そのためHbA1c値は糖尿病診療において、最も重要な指標となっております。

当院では、診察時に、指先からたった1滴の血液を採取するだけで、院内の迅速検査機器で血糖値とHbA1c値のどちらもすぐに結果をお話しできるようにしております。

 

<糖尿病になると目も悪くなることがあると聞いたけど・・・?>

糖尿病は、自覚症状が無いため、知らないうちに悪化しているしている方もいらっしゃいます。その場合血糖値、HbA1c値の測定はもちろん、その他の血液検査を行うと共に、眼底のチェックも行います。

糖尿病と気づかずにいる場合、合併症として眼底出血を起こしていることがあるからです。放置しておくと視力低下を起こすこともありますので、当院では、眼底検査も行っております。

 

気になる方は、お気軽に当院医師にご相談ください。

一滴の血液で血糖値やHbA1cなどが測定できます

合併症予防に眼底検査もあわせてお勧めします