腹部超音波(エコー)検査について


<腹部超音波検査ってどんな検査?>

お腹(特に上腹部)が痛くなって病院を受診された際、お腹のどの臓器の痛みなのかを調べたい時、この腹部超音波検査(腹部エコー検査)が診断にとても役にたちます。腹部エコー検査では超音波を使って皮膚の下の見えない臓器を観察することができます。プローブという機械にゼリーを塗ってお腹に当てるだけで検査ができるため、苦痛もなく、年齢を問わず、妊娠中の方でもいつでも受けることが可能です。そしてほとんどの方が当日医師から検査結果を聞くことができます。このように腹部エコー検査は本当に手軽で、有用な検査です。

 

<どんな病気がわかるの?>

では実際に腹部エコー検査で、どんな病気がわかるのでしょうか。皆さんが良くご存知な病気の中では、まず脂肪肝の診断にエコー検査が不可欠です。また胆のうの中に石ができる胆石症や、腎臓に石ができる腎結石症もエコー検査が非常に役にたちます。そのほかにB型肝炎やC型肝炎の方は定期的にエコー検査を行って肝臓の状態が悪化していないかをチェックする必要があるのです。他にも肝臓がん、胆のうポリープ、膵炎、などもエコー検査で診断されることが多いのです。

 

<こんな方にお勧めします。>

過去に健康診断で肝機能の異常(AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GPTなどが高値)を指摘された方。

血液中のアミラーゼが高値といわれた方。

尿検査で潜血陽性、または蛋白が陽性と言われた方。

また症状として、食後に右上腹部の痛みを感じることがある方。

油っぽい食事をした後にお腹の痛み(背中側が痛むこともある)を感じる方。

体重が増えてお腹回りが以前より大きくなったと感じる方。

あおむけになった時におへその近くで硬いものが触れるようになった方。

そのほかにも、気になるお腹の症状がございましたら、一度当院内科医にお気軽にご相談ください。

 

以上のように腹部エコー検査は手間がかからず、気楽に受けて頂ける検査ですので、最近は人間ドックでも腹部エコー検査を行う施設が増えてきました。一度皆さんも健康管理活動の第一歩として、この腹部超音波(エコー)検査を行ってみてはいかがでしょうか?