鼻から行う胃カメラ(経鼻内視鏡検査)について


胃カメラというと口から太い管(内視鏡)を飲み込んで行うために「オェー」となる反射がおこり非常につらい検査と思って見える方が多いかもしれません。

しかし当院では、最新の経鼻内視鏡(鼻から行う胃カメラ)を導入しております。これは、従来の口から入れる胃カメラと比べ、カメラの太さが格段に細く(鉛筆よりも細いです)後述のように、大変苦痛が少なくなっております。

 

また、口からの検査では、検査中につらかったり、疑問があったりしても話すことができませんが、経鼻胃カメラなら口を通らないため、検査中でも医師と会話しながら検査を進めることができるので安心です。

(1)苦痛が少ない

 

内視鏡は、鼻にスムーズに挿入できる先端部約5mmという細さです。検査中の苦痛が少ないため、強い麻酔の必要もありません。そのため、検査後お車を運転して帰るといったことも可能です。

上段から

鉛筆

経鼻胃カメラ

経口胃カメラ


(2)吐き気が起きにくい

 

内視鏡が舌のつけ根を通らず、のどに触れることも少ないので、従来の口から行う方法に比べ、不快感や吐き気をあまり感じずに検査を受けることができます。


(3)会話ができる

 

検査中も会話が可能です。質問をしたいとき、気分を告げたいときなど、医師と自由に会話できるので安心です。


最も経鼻胃カメラ検査を受けていただきたい方は、以前に口からの胃カメラ検査を受けて「おえー」となり、もう二度とやりたくないと考えている方です。経鼻胃カメラ検査は吐き気が起きにくく、もう二度とやりたくないと考えていた方の90%以上が、「鼻からならまた受けてもいい」と回答しているというアンケート結果もあるからです。

特に当院では、消化器内視鏡学会専門医だけでなく耳鼻咽喉科専門医もおり、その協力の下、より苦痛が少なく安全に経鼻内視鏡検査を行うことができます。

 

 詳しくは一度、当院までお問合せください。