逆流性食道炎とは?


<逆流性食道炎とは?>

様々な原因で胃酸が胃内から、口方向へ逆流してしまうことで(本来は、そのようなことは起こらないようになっています。)胃の手前にある食道という部位が、胃酸で粘膜のただれや、潰瘍を生じてしまう病気です。

 

<どのように診断するの?>

症状(胸やけ、すっぱいものが上がってくる、喉のつかえ感、げっぷ、咳など)からもある程度推測は可能ですが、症状を起こす原因をきちんと知るためには、胃カメラを行うことをお勧めします。

当院では鼻から行う胃カメラ(経鼻内視鏡)も行っており、従来の口からの胃カメラに比べて比較的楽に施行することが可能です。

 

<治療法は?>

逆流性食道炎はお薬をきちんと内服すると非常に症状が改善するケースがよく見られます。

胃酸が食道へ逆流しないようにする胃酸分泌を抑えるお薬で治療します。

 

<日常生活での注意点は?>

食事について:脂っこい食べ物、刺激の強い食べ物は控える、食べ過ぎない、食べてすぐ横にならない等。

暮らしの中で:ベルト、下着などでおなかを締め付けない、 腹圧をかけすぎない等。

 

症状に心当たりのある方は、お気軽に医師にご相談ください。